ワウハウスの家づくり

Housing

制震・耐震

地震エネルギーを吸収し、自地震を抑制するワウハウスの高性能制震装置は、
20年・30年後を見据えた一歩先の安心装置です。

ワウパネル&モノコック構造

在来木造工法で使われる筋かいは「圧縮」のカに強いが、「引っ張り」のカに弱いというデメリットがあります。

「ワウセット工法」で採用している「ワウパネル 」は、上下・左右すべての揺れに大きな耐力を発揮します。 壁の強さは片側で2.5倍、両面で5倍の強さになります。

  • 壁の強さはバランスが重要

    建物は重心(重さの中心)と剛心(強さの中心)が離れすぎると、振り子状に振り幅が大きくなり、地震の時、ねじれやすくなります。
    ワウパネルを使うワウセット工法は重心と剛心のバランスにも配慮しています。

  • 地震や台風は壁が支えます

    在来木造工法は地震・台風といった建物に対する外力を柱・ 梁・筋かいで支えています。
    しかし現在はそれらの外カに対 して強さを発揮する壁全体で建物を支える工法が主流になっています。

  • 地震の揺れをバランスよく分散

    「ワウセット工法」は「ワウパネル」で壁、床、屋根を囲み、躯体と一体化させた箱状のモノコック構造を採用。建物強度がアップして、地震や台風によるカが一点に集中しないように分散します。
    筋かいや火打梁を使った壁や床と比べて数倍の耐力を堅持します。

耐震だけでない、制震という最新技術 “MIRAIE”

建築基準法にも定められ、近年の新築住宅なら標準的に保持している“耐震性能”に加え、地震エネルギーを吸収する“制震システム MIRAIE(ミライエ)”を採用。

ミライエは、地面と建物の間に設置し、揺れを極力伝えないシステムです。
建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。
また、別の地震対策の1つである免震システムと比較し、低コストで導入できることも魅力です。

  • 揺れ幅を最大95%低減

    耐震等級3相当の木造建築建物に熊本地震、前震級と本震級の地震波を加え、さらに震度7の本震級の地震波を繰り返し入力。結果、MIRAIE装着モデルは建物の揺れ幅を95%低減する事が実証されました。

  • ミライエのメカニズム、特殊高減衰ゴム

    瞬時に揺れを熱に変換する高減衰ゴム。同じ高さから、一般的なゴムのボールと、高減衰ゴムのボールを落としてみると、高減衰ゴムのボールは全く跳ねません。これは高減衰ゴムが運動エネルギーを熱エネルギーに変換し、吸収・発散するためです。

  • 低コストで導入可能

    1階に4ヵ所設置するだけで制震効果が得られます。
    地震後の補修費発生リスクを軽減し,免震システムと比較し、低コストで導入可能です。

  • 効果の持続性・メンテナンス性

    制震効果が90年持続。内蔵されている高減衰ゴムは促進劣化試験により、90年経過しても性能がほとんど変わらず、効果を発揮することを確認しています。メンテナンスも不要です。
    ※当社による促進劣化試験の結果による(高減衰ゴムダンパー部分において)

  • 補修費リスクを抑える

    地震によって家全体が傾き、電柱や隣の建物と接触するほどの被害になると、大規模な改修工事が必要になり、最低でも750万円以上かかると言われます。
    制震ユニットMIRAIEは地震の揺れを吸収、低減するので、住まいの損傷を軽減し、補修費発生リスクを抑えます。

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